文庫 講談社 1984/01 ¥490
<内容>
コインロッカーを胎内としてこの世に生まれ出たキクとハシ。罪の子ふたりの心に渦まく愛と憎悪。廃墟と化した東京の上空に、華やかなステージに、そして南海の暗い海底に強烈な破壊のエネルギーがほとばしる。巨大な鰐を飼う美少女アネモネの願いは?鮮烈なイメージで織りなす近未来小説の大きな序章。

<感想>
腐女子的目線で感想を言えば、
アネモネという存在はいらなかった・・・・orz
結局、最終的に狂ってしまったハシをキクが「待ってろよ!」てな感じでハシを迎えに行く所で終わりましたが、その横にアネモネはいらんのではないかと思った。
腐女子感想おわり。

で、真面目感想は、予想以上に読む側が鬱になるストーリー展開でした。
よく言えば、それだけのめり込めたと言う事です。
ハシが東京編に入ってから痛々しい表現が多くてこの年で読んでも衝撃的でした。

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