単行本 徳間書店 2006/02 ¥1,575

<内容>
正義の味方・赤頭巾侍。いささか直情径行の気味あり。悪漢を切り捨てた後に苦しまぎれの“こじつけ”推理が炸裂!!しかも毎回。早トチリの剣豪の活躍を描く、異色の時代ミステリー。

<感想>
主人公の名前(一太郎)と時代小説の二点に惹かれて買った小説。
文章と言い、内容といい今まで読んできた作家よりやや稚拙な感じに見えたのですが・・・検索をかけてみると結構な数の本を執筆されているので、これはただの文章の向き不向きなのでしょうか。
起承転結はいつも同じパターンです。
雑誌に一話ずつ掲載されている時点で読むには本当に楽しめる話だと思うのですが、一気に読むと少しダレます。
小田様の修道設定は結局何の為にあったのか、その他もろもろ「何で?」と思うところがしばしば。
小休止向けなのではないかと。本腰入れて読むものでは無いように思います。

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